エヌグロウ

奥様と二人三脚、社内に笑顔とチャレンジ精神が溢れるアルミ建材のスペシャリスト

2023年3月に新築した新社屋で事業を開始したエヌグロウ。真新しい社屋兼工場内には様々な長尺アルミ建材が整然と置かれていました。
『建設現場のアルミ手摺専門職人が始まりでしたが、色々な現場を経験し施工規模も大きくなってきたところ、アルミ以外で鉄やその他の素材もできないかと追及しているうちに形になり、独立してエヌグロウを創業することになったのが12年前のことです』とエヌグロウ創業迄について西浦涼太社長よりお聞きしました。

同業他社との違いを聞くと、
『業界的に工程ごと物品ごとに専門分野が分かれ複雑な商流構造になっているのですが、職人時代から現場で培ったノウハウを活かし、『これを自社でワンストップにできればコストを抑えられ施主様にも喜ばれるのではないか』と考え他社と差別化を図ってきたことかなと。また、お客様に相談された難しい案件も断らず全力で実現してきたことも大きな強みでしょう』とのこと。
『施主様や従業員に現場の建具が収まった報告をして安心していただいたりと、コミュニケーションを密にするよう心がけています』と、つい疎かにしてしまいそうなコミュニケーションをきめ細かくされることで信用と安心感を高めているそう。

そんな社長を陰で支えるのが奥様の純子さん。社長曰く、「盛和塾の稲盛さんの考え方に共感して色々学んでいくときに、奥さんも同じことを言っていて、その都度奥さんの言葉に気づかされて少しずつ会社の雰囲気も仕事の質も良くなってきたと思います。」と、少し照れくさそうに二人三脚のお話を聞かせていただきました。
「自分がそうだったように、これから若い世代にも活躍できる機会を作っていきたい」との思いで、従業員のアイデアでオリジナルのパーティション製作や案件の施工なども率先してチャレンジさせているとのことで、自社のホームページでも紹介されていました。

社内の雰囲気の良さを伺うと、「不定期で社内ミーティングをするんですが、議題は堅苦しい内容ではなくて、『応援したくなるスポーツ選手とか芸能人とか友達はどんな人ですか？』とか、『従業員全員のいいことを三つずつ紙に書いてみよう』など、皆が共感できるような自分じゃ思いつかないようなテーマを奥さんが考えてくれるんです。有難いですね。」とのこと。

「金属加工の世界はまだまだ奥深い。自分自身もっと学ぶことがある分野でこれからも突き詰めていきたい。そして、大阪一安心して働ける職場を作りたい。」と、熱い思いを語る西浦社長を眩しく感じました。

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